最短で一級自動車整備士の資格を取得するまでの流れ

一級自動車整備士の資格を最短で取得したい場合にとれるルートは2つあります。このうち、最もわかりやすいといえるルートは整備士1級の養成課程が設けられている大学校や専門学校に入るルートです。この養成課程は4年制となっており、最初の2年で二級自動車整備士の資格を取得を目指し、二級取得後はさらに2年間勉強を続けて、卒業によって受験可能となる一級の技能検定試験を合格して一級自動車整備士の資格を取ります。卒業すると高度専門士の称号が付与されるほか、入学する学校によっては学士の学位を取得できたり、大学院へ進学することができるようになることがあります。

もうひとつのルートは、整備士2級の養成課程がある学校に入学し、2年間勉強し修了した後に1級の課程がある学校に入るルートです。先述のルートとの違いは、3年目に別の学校に入って勉強をすることと取得できる称号で、二級と一級の取得のタイミングは一緒になります。どちらのルートでも、技能検定試験は二級のものも一級のものも実技試験免除の要件を満たすことになり、筆記試験と口述試験に合格すれば自動車整備士の資格を取得することができます。注意が必要なのは、どういうルートをたどっても国家試験を受けなければならないということです。

一発で合格できなければ、自ずと一級自動車整備士の資格取得がおくれてしまいます。就職までのスケジュールを具体的に決めている場合は計画の変更を余儀なくされるので、取得を目指すことを決意してからの4年間は集中して取り組みましょう。

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