2級整備士の資格を取得するために必要な条件
自動車の2級整備士になるためには、検定に合格することが必要です。ですが、誰でもすぐに2級の検定を受けられる訳ではありません。2級の検定を受けるためには、特定の条件を満たしている必要があります。2級整備士の検定を受けるために必要となる条件は、取得したい資格の種類により異なります。
2級自動車シャシ整備士の検定を受ける場合にも、特定の条件を満たしていることが必要です。整備士としての実務経験しかない人が検定を受けたい時には、3級の検定に合格した後で2年以上の実務経験が必要になります。3級を取得していても、実務経験が2年に満たない場合には、2年以上の実務経験を得た後に受験できます。特定の資格を取得している人の場合には、上記の方法とは違った条件で2級の試験を受験することが可能です。
職業訓練指導員の試験に合格した人が、こうした方法で受験できます。技能者養成指導員の検定に合格した人も、同じ条件で2級を受験できます。これらの資格を持っている人が2級の試験を受験するために必要な条件は、該当する試験や検定に合格した後に、1年6か月以上の実務経験を持っていることです。職業訓練校の普通訓練課程を修了した人も、特別な条件で2級整備士の試験を受験できます。
ただし、自動車整備科か自動車科の普通訓練課程を修了した人に限られています。この条件を満たしている人は、3級整備士の試験に合格してから1年以上の実務経験があれば、2級の試験を受験できます。