2級整備士の資格の取り方と試験内容

2級整備士は、3級から1級まである自動車整備士の資格の一つです。3級では整備士ではオイル交換やタイヤ交換といった簡単な整備しか行えませんが、2級整備士を取得することでより高度な整備を単独で行えるようになります。自動車整備士の中でも最も取得者数が多い資格です。2級整備士は2級ガソリン自動車整備士、2級ジーゼル自動車整備士、2級自動車シャシ整備士、2級二輪自動車整備士の4種類があります。

それぞれ整備できる車種や部分が異なっており、複数同紙に取得する人も多いです。2級整備士を取得するには自動車整備技能登録試験に合格し、全免申請を行うことが必要です。登録試験は2級二輪自動車整備士は年1回、2級ガソリン・ジーゼル・シャシ整備士は年2回行われています。複数の資格を取りたい方は同時に受験することも可能です。

試験は学科試験と実技試験の2種類に分かれています。学科試験はすべて四肢択一のマークシート方式です。ガソリン・ジーゼル・二輪自動車では試験時間は80分で問題は40問、シャシは60分で30問出題されます。実技試験では基本的な工作や修理が行われ、30分で3問の出題です。

試験の合格率は種類によって異なっており、ガソリンとシャシは8割前後、ジーゼルは約9割、二輪は約7割となっています。合格率は高めですが、これは多くの人が専門学校や養成施設で学んだ結果です。独学で勉強した場合の合格率は2割から4割程度とされています。資格取得を目指すのなら、養成施設などで勉強することをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です