2級整備士の特徴や求人について
2級整備士は、自動車部品の劣化および故障の有無を点検して、修理や整備を行う点検整備と車の安全走行に悪影響を与えるエンジン・サスペンション・足回りなどの部分を分解して修理および点検を行う分解整備の2つが主な仕事です。ちなみに、自動車の整備士は、3級<2級<1級といった具合に難易度が変わるのですが、2級整備士は求人が最も多い資格です。難易度が低い3級整備士は、タイヤ交換・オイル交換・簡単な整備などに携わることはできるのですが、高度な整備を行う場合は上位資格者の支持が必要になるけれども2級整備士の資格を持つ人は単独で行えるので、経験年数にもよりますが即戦力として採用されることも珍しくありません。なお、2級整備士は、ディーゼルエンジン・ガソリンエンジン・シャーシーの3つの資格があるので、求人の中でもそれぞれ資格に適した職種に就くことになります。
例えば、ディーゼルエンジンはトラックに使用されているものが主流になるので、トラックの整備工場などの求人に応募できますし、普通乗用車を取り合っている中古販売店の整備工場などはガソリンエンジンの資格を持つ人が応募可能です。また、上位資格でもある1級整備士は、一般的な自動車の整備以外にも電気自動車などの特殊車両の知見もあるので、業務の領域は広くなります。ただ、取得における難易度は自動車整備士の中でも3%程度しか取得者がいないため、整備士の求人は主に2級製紙微視の資格保有者なら応募ができるわけです。